この、美しい、安い、速いの3拍子そろったCTPカラー印刷システムをご活用いただけますようご案内いたします。
従来の印刷方式ですと、データ入稿から印刷までのプロセスに中間生成物(製版フィルム)が必ず必要になっていました。
製版フィルムを使うメリットは、印刷前に平台校正(一般的に言う色校正)をとることができる点と、印刷に使用するのとほぼ同じ紙とインクを使用した校正紙で確認できるので、色にシビアな仕事では依然として採用されているケースが多いようです。
ただし、製版フィルムという中間生成物ができるので、当然コストは高くなります。
CTPは製版フィルムを出力せず、直接刷版に印字する方式です。製版フィルム等の中間生成物が無いため、コストを低く抑えられるのが最も大きなメリットになります。
ただし、製版フィルムがないので従来の平台校正は行なえません。そのため、最終的な校正を行なうには、大判インクジェットプリンター等を活用する必要があります。
しかし、CTPは印刷のフルデジタル化によるコスト減と納期短縮に十分貢献できる印刷の仕組みといえます。